
大腿骨近位部骨折データベース
はじめに
大腿骨近位部骨折は脆弱性骨折の終着駅とも言われ、高齢化の進行する世界的な規模での対策が求められています。
Fragility fracture network(FFN)では活動の1つとして大腿骨近位部骨折治療のガイドラインとAuditに基づいたデータベースを作製し、大腿骨近位部骨折治療の改善、進歩への改革を実施しております。
FFN-Japanでは国際比較を念頭に置いて、FFN共通のMinimum Common Datasetを用いたデータベースを作製して、病院間、地域性、さらに国際的な比較を行い、我が国の治療の特色や課題について検討し、その結果に基づいてガイドラインを反映させたAudit systemを提案していきます。
継時的なプロジェクトとして大腿骨近位部骨折の適正治療、二次骨折予防の徹底を実現し、海外での実施モデルを参考にして国家的に診療報酬に反映されることを目指していきます。
日本版-National Hip Fracture Database
構築プロジェクト参加医療機関募集
プロジェクトの趣旨
大腿骨近位部骨折は、高齢化の進行する日本だけでなく世界的な規模での対策が求められています。海外では患者データベースによって適正治療を具体化して診療報酬へ反映させている国もあります。
国際的な組織である脆弱性骨折ネットワークFragility fracture network(FFN)では共通患者データベースを作製し、大腿骨近位部骨治療の改善、進歩への改革を実施しています。
今回、日本脆弱性骨折ネットワーク(FFN-J)では国際比較を念頭に置いて、日本の大腿骨近位部骨折データベースを作製して、病院間、地域性、さらに国際的な比較を行い、我が国の治療の特色や課題につい検討するプロジェクトを実施することになりました。
国際的なフォーマット(和訳)で患者情報を登録していただき、1年間の追跡を行うことになっています。
つきましては大腿骨近位部骨折に積極的に治療を行っている先生に本プロジェクトへのご参加、ご協力をお願いしたいと思います。貴院での参加につきましてご検討よろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
NPO法人日本脆弱性骨折ネットワーク事務局
担当:尾形
TEL: 025-250-1247
FAX: 025-250-1248
E-mail:
データベース施設登録
2022年4月より、大腿骨近位部骨折追跡調査のデータベース施設登録を希望される施設は、データベース施設登録フォームよりお申し込みください。
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FFN-Jデータベースレポート
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